(2021年5月公開記事)
NAVICUSは2018年7月に設立したばかりのスタートアップ企業ですが、社員一人ひとりの能力を最大限発揮できる環境づくりを目指し、福利厚生が続々と拡充しています。
そこで今回は、妊娠中のプレママ、2歳児子育てママ、小学生ママとライフステージの異なる女性社員3名で座談会を開催。入社したきっかけや1日のタイムスケジュール、福利厚生や社内制度といった働きやすさについて語っていただきました。
コミュニティマネージャー
佐久間亜希子さん
2019年9月入社
夫、小学2年生の娘、愛犬2匹とともに
東京都在住。
デザイナー
豊田夏実さん
2020年3月入社
夫、2歳児の娘とともに佐賀県在住。
広報・コミュニティマネージャー
大塚未喜さん
2020年3月入社
夫とともに愛知県在住。現在妊娠9か月。
フリーランスのように働ける会社だから
日本各地にメンバーがいます。
NAVICUSが推進しているのが「フリーサイトワーク」。広大なエリアの中から生活拠点を自由に作るというキャンプ用語「フリーサイト」を用いた造語で、フリーランスのように仕事内容、勤務時間、勤務地、キャリアビジョンを自由に選べる組織を理想としています。
そのため、全社員フルリモートワーク・フレックスタイムを推奨しており、副業も可能。現在24名の社員が在籍し(2021年3月現在)、それぞれがライフスタイルに合った働き方をしながら、日本各地で活躍しています。そこで、まずは3人のワーママたちのリアルなお仕事事情に迫ります。
Q. NAVICUSに入ったきっかけとお仕事を教えてください。
【佐久間(敬称略)】
私はリファラル採用で入社しました。もともとSNS系の企業にいたのですが、社の方針で業務内容が変わったことで転職を考え始めたとき、知り合いからNAVICUS代表の武内を紹介してもらったんです。はじめは前の会社に在籍しながら、副業でNAVICUSの仕事をスタート。発案・企画・キャンペーン運用などを一手に任せてもらい、改めてSNSマーケティングの楽しさを知り、前職を退職し、7番目の社員になりました。現在は、コミュニティマネージャーとして、クライアントのSNSの運用まわりのことをさまざまな形でサポートさせていただいています。
【豊田(敬称略)】
代表の武内は、前に務めていた会社の同僚で、ふたりでタッグを組んで大きなプロジェクトを担当していました。その後、ふたりとも違う道に進み、私はフリーランスのデザイナーとして働いていました。武内さんがNAVICUSを立ち上げたタイミングで、メンバーとしてお声がけをいただいたのですが、そのときは子供を産んだばかりだったのと、まだ現職で挑戦したいことも多々あり、はじめはフリーランスとしてNAVICUSと長くお付き合いしておりました。昨年3月に子供が大きくなったことと、副業が続けられると聞いて、ついに入社を決意しました。現在は、デザインチームのマネージャーとしてチームの向上と、クライアントのSNS用キャンペーンバナーや、コーポレートサイト制作をはじめとした、社内まわりのクリエイティブデザインを行っています。
【大塚(敬称略)】
私は、情報を知りたい人と、情報を知ってほしい人の架け橋になるような仕事をしたい!という思いで、女性向けWEBメディアの広告記事ディレクターをしていたのですが、夫の転勤で退職し、フリーランスになりました。
たまたま友人と遊んだときに同じ場に居合わせたのがNAVICUSの社員で、仕事の話をしていたら意気投合、入社を薦められたんです。SNS系の企業は初めてでしたが、前々職で広報としてSNSを活用していたことや、前職のメディアサイトで培った経験も生かせると思い、入社を決めました。広報兼コミュニティマネージャーとして働き始め、妊娠してからは広報の仕事を中心に行っています。またフリーランス時代の仕事も引き続き副業でやっています。
Q. 1日のスケジュールを教えてください
【佐久間】
フレックスタイム制なので、特に時間に決まりはありませんが、大体毎日9時頃にPCを起動し、日中はWEB会議やSNS投稿の制作、資料作りなどを行っています。
フルリモートだと、子どもが学校から帰ってくる時間に家にいられるのがうれしい。夜もゆっくりと子どもと過ごす時間を持てています。
【豊田】
私も子供を保育園に送り、9時ごろから仕事を始めます。日中はWEB会議やデザイン制作したりと仕事に集中しています。
18時に保育園に子どもを迎えに行くまでがひとまずの業務時間。
残った仕事や副業は子どもを寝かしつけてから行いますが、そのまま一緒に寝てしまうことも多々あります(笑)。
【大塚】
妊娠してからは夜中に足がつったり、腰が痛かったりとなんだかんだ2時間おきに起きてしまうので、以前より朝起きるのがしんどくなり、10時頃に業務を開始するようになりました。
私はつわりもひどかったので、通勤がなく、ラクな姿勢で仕事できて、業務中に体調が悪くなってもすぐにベッドで横になれるリモートワークで本当に助かっています。
家で3食ご飯を食べられるので健康的だし、調子の良い日はお昼休憩でお散歩したりと出産に向けた体力づくりもしています。
Q. 仕事と子育て・家庭の両立は大変ではありませんか?
【豊田】
入社当時は、子どもを保育園に通わせていなかったので、仕事と生活のリズムがつかめず、両立が大変でしたが、昨年10月に途中入園できたので、仕事に集中する時間を持てるようになりました。
子どもが帰ってくると、WEB会議に乱入したり、仕事どころではないので、業務は強制終了(笑)。オンオフがはっきりしていて、ダラダラと仕事することがなくなったので、逆に効率が上がりましたね。
【佐久間】
子どもが登校してから仕事を始めるまでの時間をゆっくり過ごせるので、コーヒーを飲んだり、メールチェックをしたり、1つ1つスイッチを入れながらエンジンをかけるようになり、仕事の生産性がグッと上がりました。
それに何と言っても在宅勤務は、子どもの体調不良など、何かあったときにすぐにかけつけられるのが大きなメリットですね。もし会社に出勤していたら、周りの人に言い出しにくいし、迎えに行くまでに時間もかかるから、フルタイムで働くワーママは安心だと思います。
「ないなら作ろう」という社風。
女性の働きやすさに特化した福利厚生が充実
リモートワーク、フレックスタイム制度だけでなく、NAVICUSには、社員のモチベーションを上げる手当や女性に特化した制度、居住地に関係なく全員がフラットにコミュニケーションを取れる部活動まで、社員に寄り添った福利厚生がたくさんあります。
Q. どんな福利厚生や社内制度を利用していますか?
【豊田】
うちは夫が大の旅行好きなので「ワーケーション制度」を毎月利用しています。
リフレッシュやモチベーションアップを目的に、効率的に業務を進める手段としてワークとバケーションを組み合わせたのがワーケーションで、NAVICUSではワーケーション手当として交通費・宿泊費を月30,000円まで支援してくれるんです。
予算内で条件を満たせば「家族連れもOK」なので、子どもにもたくさん思い出を作ってあげられるし、みんなとても喜んでくれています。
【大塚】
あと「リモートワーク支援手当」もありがたいですよね。
自宅などのリモート環境で業務をすることで発生する光熱費・通信費・備品費をまかなうための手当で、全員に毎月5,000円支給されます。本当に助かっています!
【佐久間】
私は業界理解のための資金を給与とは別に毎月20,000円支給してくれる「コミュニティ手当」がうれしいです。たとえばよりよい提案をするために、クライアント様の商材を実際に購入して試してみたり。もちろん経費で落とすこともできますが、エンドユーザーとして自分のお財布からお金を払って体験価値を経験することはとても重要なので、この制度を大いに活用しています。ほかにもスキルアップのための講座やセミナー受講にかかる費用を会社が負担してくれる「講座受講支援」も魅力です。
Q.女性の働きやすさについてはどう感じていますか?
【豊田】
女性のための制度もたくさんあります。私は、子どもを保育園に預ける前に、月1万円まで補助してくれる「ベビーシッター利用補助制度」を利用していました。シッターさんを家に呼ぶことに最初は対抗があったけれど、せっかく制度があるんだからと試しに使ってみたら、めちゃくちゃラクだった(笑)。あと最近は「子の看護休暇」ですね。子どもの看護が必要な時、年次有給休暇とは別に年間10日まで有給休暇を付与してくれるんです。これは、佐久間さんも利用してますよね?
【佐久間】
「子の看護休暇」は未就学児対象なので、うちは「介護・看護休暇」を利用しています。
こちらも年次有給休暇とは別に年間10日まで有給休暇が付与され、小学生以上の子供はもちろん、家族やパートナーの介護や看護が必要な時に使えます。
【大塚】
私は昨年の10月に妊娠がわかったんですが、本当につわりがひどくて、2週間休んで、その後もちょくちょくお休みをいただいて……迷惑をかけっぱなしですごく泣きたかった。
でもそんな私の状況をみて、佐久間さんが「妊婦者休暇制度」の導入を会社に提案してくれたんです!!
【佐久間】
そう、これは前職の会社にあったもので、妊娠にまつわる体調不良や健診などに対して、妊娠中に10日まで特別休暇を取得できる制度。
妊娠時の体調不良で通常の有給休暇を消費してしまうのは、妊婦さんの負担がかなり大きいので、すぐに提案しました。そしたら社長の武内がすぐに導入に向けて取りかかってくれて!
【大塚】
年明けにはこの制度ができていました。すごいスピードで新しい制度ができて、私もビックリ(笑)。さらに感動したのが、これまで妊娠にまつわることで、有給休暇を利用したものは、さかのぼって申請してOKと言ってもらえたんです。本当に涙が出るほどうれしかった! これから出産を控えているので、「産前・産後休業」を取得し、その後も「育児休業」を利用したのち復帰したいと考えています。復帰後も体調を考慮しながら働けるので、安心して出産・子育てができそうです!
Q.福利厚生は充実しているけれど、
ぶっちゃけ、取りやすさはどうですか?
【大塚】
申請は全て社内Slackで行っていて取りづらさは感じたことがないです。体調不良による休暇連絡のときは他の社員がSlackのスタンプで「お大事に」とつけてくれたり……皆の温かさとやさしさに感謝しています。
【豊田】
業務中、今私が抜けると困る状況にある、というときに保育園から子どもの体調不良の電話があったのですが、Slackでそのことを伝えたら、仕事のことより子どものことを心配してくれて、「早く行きな!」と快く送り出してくれたんです。
リモートワークで離れているけれど、みんなの温かさがすごく伝わってきて、お迎えに行きながらつくづく素敵な会社だなって思いました。
【佐久間】
子どもの体調不良の時のために有給休暇を残しておきたいから、自分のことで取りづらかったけれど、さまざまな制度ができて、自分のために有給休暇を使うことができるようになったのは大きいですよね。
あと生理など女性特有の体調不良の際、月1回取得できる「女性休暇」という制度もあるのですが、これを利用する際言い出しにくいことに気づき、そのことを社長に伝えたら、いったん有給休暇で提出して、勤怠を管理している人だけに個別で伝えればOKというふうに改善されたんですよね。
まだまだ福利厚生も発展途上ですが、一人ひとりが自分らしさを発揮できるよう、みんなで意見を出し合いながら追加や改善を繰り返し、より良い制度にしていきたいですよね。
【大塚】
フルリモートだと、社員同士のコミュニケーションが希薄になると思われがちですが、むしろ逆ですよね(笑)。NAVICUSのミッション「Bring the party」には、コミュニケーションを通じて熱狂を生み出すことが盛り込まれており、もともと積極的にコミュニケーションをとる社員が多く、社員同士の交流も盛んです。
Slackには何でも話せる給湯室みたいなチャンネルがあるし、メンバーの出身地の名産品を食べながらZoomで飲む「ご当地飲み」や、「ラーメン部」「人狼部」といったオンラインを通した部活動もあります。離れていても社員同士のコミュニケーションを深めて信頼関係を築ける環境だと思うし、だからこそ仕事も円滑に進めることができていると思います。
自由な働き方を促進するNAVICUSのメンバーから
働く女性にメッセージ!
Q.結婚・出産・育児とライフステージが変わる中、
働き続けたいと考える女性に向けて一言
【豊田】
結婚・出産など、ライフステージが変わるたびに、いろいろと悩むことも多いかもしれませんが、それでも自分の能力を生かして働きたいという気持ちがあるならば、その気持ちを持ち続けてほしいです。働き方も多様化してきているので、働ける環境を探してみると、自分が輝ける場所が必ず見つかるはずです。
そして仕事=お金を稼ぐことだけでなく、自分自身が成長できる場であるかどうかも大切。私はNAVICUSに入社して、今すごく仕事がおもしろいし、自分の成長を感じています。働くことをあきらめずに、働くことの素晴らしさや、やりがいをぜひ感じてほしいです。
【佐久間】
自己実現のために働き続けたいという目標がある人だけでなく、コロナ禍で女性不況が進んだことも含め、今の時代、頑張って働かないといけない方も多いと思います。
子育てしながらだと、働くことへのハードルが高くなるかもしれませんが、そのハードルをかぎりなく低くしてくれるのがNAVICUSです。
頑張って働く背中を子どもたちに見せたいママはもちろん、NAVICUSなら、さまざまなライフステージに合わせてフィットする働き方ができると思います。
【大塚】
NAVICUSは自分の居場所を自ら作っていける会社です。だからこそ自分はどういう人間でいたいか、今後の人生をどう送りたいかをしっかりと持っておくことが大事だと思ってます。
私自身もこれから出産・育児と人生の大きなミッションが待ち構えていますが、変動するライフスタイルの中で軸をもって仕事でもプライベートでも成長し続けたいです。同じように、どんどん変わっていく人生の中でずっと成長し続けたいと考えている方と一緒にNAVICUSを盛り上げていけたら嬉しいです!
NAVICUSは、自由な働き方を促進し、次の時代を切り拓いていけるモデル企業です。
そんなNAVICUSに興味を持った方は、ぜひ お問合せ お待ちしております。
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「フリーサイトワーク」についてはこちらのnote記事をチェック!
2021/02/23公開
Photo:MAYU IUCHI Writer:EMI SUZUKI
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